ぽっちゃりさんでも細見え◎「パーカ×スカート」の人気コーデを紹介

パーカは何かと使える万能アイテム。毎日のスタイリングにガンガン着回すためにも、1着とはいわず、さまざまなデザインのものを何着か持っておきたいもの。

とはいえ、生地の厚いものや、ゆったりとしたシルエットのものも多いことから、ぽっちゃりさんの中には、パーカを身に付けると「着膨れしてしまう」「やぼったく見えてしまう」など、着こなし方にお悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ぽっちゃりさんでも太って見えないパーカの着こなし方や、おすすめの組み合わせ方を紹介します。人気のパーカ×スカートはもちろん、スカート以外の組み合わせ方もお届けしますので、パーカの着こなし方に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

目次

ぽっちゃりさんが簡単に着痩せするなら「パーカ×スカート」がイチオシ！

フードの付いたトップスのことを主に「パーカ」と呼びます。使い勝手が良く、コーデに抜け感を与えるアイテムとして頼りになる1着。年齢問わず着こなしやすい一方、着膨れが気になるぽっちゃりさんは、着こなし方に悩んでいるケースも多いようです。

パーカのスタイリングに迷っているぽっちゃりさんは、まずはスカートと合わせてみるのがおすすめ。メリハリの利いたコーディネートに仕上げられることはもちろん、トレンドでもあるカジュアルミックスという要素もプラスできます。

ただし、パーカの選び方は重要。着痩せできるデザインのものを選び、毎日のスタイリングに新しいスパイスを投入していきましょう。

ぽっちゃりさん必見！着痩せをかなえるパーカの選び方

着回し力が高い万能アイテムでもあるパーカは、厚めの生地のものが多く、ボリュームも出やすい点がぽっちゃりさんにとっては難関です。また、太って見えはしなくとも、「なんだかやぼったく見えてしまう……」なんてケースもあるのではないでしょうか。

ぽっちゃりさんがパーカを選ぶなら、着痩せができるデザインを選ぶことが大切。まずはシルエットやカラーに焦点を当て、ぽっちゃりさん向けのパーカの選び方からチェックしていきましょう。

気になる部分をすっぽり隠せる「オーバーサイズパーカ」

トレンド感たっぷりに仕上げたいときに活躍するのが、オーバーサイズのパーカ。しかし、気になる部分は隠しやすいものの、ボリュームが出てしまうことに苦手意識を感じている方もいるでしょう。

オーバーサイズのパーカは横幅のボリュームが少ない細身のものがベスト。また、合わせるボトムは、全身のトータルバランスを考えながらタイトに収まりやすいものを選べると◎です。

そこでおすすめなのが、プリーツスカート。プリーツスカートは縦のラインが入ったデザインなので、自然にIラインを強調するシルエットに仕上がります。なお、プリーツの幅は細かいものを選ぶのがベター。パーカの裾から足元にかけて、すとんと落ちるようなラインを意識して仕上げましょう。

ヒップをカバーする「バックプリーツパーカ」

タイトスカートは簡単に着痩せシルエットが作れるとはいえ、腰回りやヒップの部分が気になるという方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、バックにデザイン性のあるパーカを選びましょう。バックにプリーツが入ったパーカなら、腰回りやヒップをふわりと覆ってくれるうれしい効果が◎。チュニックのようにプリーツが品良く広がるバックデザインで、おしゃれ見えも抜群。また、動くたびに揺れる軽やかさもポイントとなるでしょう。

タイトなシルエットのスカートと組み合わせれば、カジュアルすぎないパーカコーデが楽しめます。くすみ系のパープルカラーを選べばトレンド感もばっちりですね。

引き締めカラーで着痩せ◎「黒パーカ」

王道の黒パーカはマストで持っておきたいアイテム。ボリュームが出やすいパーカコーデもブラックなら、引き締め効果もあって取り入れやすいでしょう。

アクティブなスタイルに仕上げられるパーカは、キレイめなスカートと組み合わせて旬のスタイリングに仕上げるのが今の気分。ゆるさも抑えられてメリハリ感もアップします。

リラクシーな抜け感が引き立つ大人かわいいファッションを楽しむなら、着回し力の高い黒パーカを手に入れましょう。

首元すっきり＆小顔効果の「Vネック強調パーカ」

ジャストサイズのパーカは、首元がすっきり見えるデザインを選び、抜け感を引き立てていきましょう。ぽっちゃりさんは首元が詰まったアイテムをチョイスすると、きゅうくつな印象を与えてしまうので、避けるのがベター。

首元にのVネックが強調されたパーカを取り入れれば、全体的にすっきりとしたコーデに仕上がります。

またベーシックなコーデも、ちょっとしたコツで周りと差を付けられます。シンプルなパーカ×デニムのようなコーディネートには、インナーをチラ見せしたレイヤードコーデもパーカがお役立ち。

パーカの裾から白のトップスをのぞかせるだけで、軽やかさが加わりコーデにメリハリが生まれます。さらに、ヒップラインも隠しつつ縦長効果が高められる点も見逃せないポイントです。

NOT着膨れ！コーデいらずの「ドッキングワンピース」

どうしてもパーカのボリュームが気になる場合は、パーカとスカートがつながったドッキングワンピースを選んでみるのもおすすめです。スカートとつながっていることで、おなか回りにボリュームが出ることが防げ、すとんと下に流れるラインが簡単に作れます。

1枚でこなれたコーディネートに仕上げてくれるので、忙しい朝にも大助かり。合わせるアイテムを迷うことなく、おしゃれ見せもできる、それがドッキングワンピースの魅力です。

ぽっちゃりさん必見！パーカに合わせるスカートの選び方

パーカにはスカートを合わせるのがおすすめといっても、スカートにもさまざまな種類があります。さらに、ぽっちゃりさんに限らず、ひとりひとり骨格には違いがあります。

最近話題の「骨格診断」で分かるように、骨格によってボリュームが出やすい位置が異なるため、骨格を踏まえたアイテム選びも重要なポイントになります。

骨格のタイプは大きく分けて3つ。筋肉が付きやすく身体全体に厚みがあるメリハリボディタイプの骨格ストレートさん。そして、手足が長く筋肉や脂肪を感じさせず骨や関節が目立ちやすい骨格ナチュラルさん。最後に、バスト、ウエスト、ヒップの位置が低めで筋肉よりも脂肪が付きやすいタイプの骨格ウェーブさんです。

ここからは、骨格タイプごとにおすすめのスカートを見ていきましょう。パーカを合わせる際も、自分の骨格に合ったスカートを合わせると身体のラインも美しく見えるでしょう。

骨格ストレートさんは「ロングタイトスカート」

上半身にボリュームが出やすい骨格ストレートさん。腰の位置が高く、膝下が長いので縦長を強調できるロングタイトスカートを合わせるとスタイルよく見せられるでしょう。

ゆるめのパーカで体型をカバーし、タイトなボトムでIラインを作ると気になる部分を上手にカバーできます。またワントーンコーデに仕上げれば、縦のラインがさらにアピールされるので、上半身から目線をそらしやすくなる効果も◎。白のような膨張カラーでも、視覚操作で上半身のボリュームダウンが可能です。

骨格ナチュラルさんは「ロングフレアースカート」

全体的にガッチリとしやすい骨格ナチュラルさん。上半身と下半身にバランスよくお肉がつく傾向にあるので、3タイプの中でも着痩せしやすいタイプともいえます。

そんな骨格ナチュラルさんには、裾に向かって広がるデザインのロングフレアースカートがおすすめ。骨や関節がしっかりしている部分を、とろみ素材やゆれる素材で柔らかな印象にチェンジしていきましょう。

またトップスにパーカを持ってくるなら、肩を丸く見せるドロップショルダーをチョイスすべし。角のないシルエットが女性らしいボディに仕上げてくれます。

骨格ウェーブさんは「マーメイドスカート」

下半身に重心がくる骨格ウェーブさん。緩やかなウェーブをしたボディラインなので、女性らしさが際立つコーデがおすすめです。

しなやかなボディラインを生かしたマーメイドスカートで、ウエストの位置を高めに設定し、スタイルアップをかなえましょう。

マーメイドスカートに合わせるパーカは、できるだけミニマムなサイズ感のものを選ぶのがおすすめ。上半身をコンパクトにまとめることで、バランスが整います。

また、パーカ以外のものを合わせるときは、トップスインしたりベルトをしたりすることで、重心を高くすることが可能。タイトすぎないマーメイドスカートを選べば、骨格ウェーブさんが気になる下半身回りをカバーしながらスタイルアップできます。

ぽっちゃりさんにおすすめ「パーカ×スカート」コーデ

パーカとスカートの組み合わせは、ぽっちゃりさんにとってもおすすめのコーディネートです。上半身を痩せ見えさせながら、腰回りをしっかりカバーできる上、トレンド感も押さえられるという魅力があります◎。

女性らしさを感じさせつつ、ぽっちゃりさん特有のお悩み解決にも導きやすいので、オフからデート、オフィスまでさまざまなシーンでトライしてみると良いでしょう。

ここからは、実際にどのような組み合わせが着痩せして見えるのか、お手本コーデを紹介します。シンプルなパーカから、カジュアルなもの、デザイン性の高いものまで、さまざまなタイプのパーカをそろえました。

チュールスカートで女子度たっぷりパーカコーデ

シアーな素材と柔らかな動きで女子力を高めるチュールスカートとパーカの組み合わせ。一見、下半身が膨張しやすく感じますが、ふわふわと透け感のある素材なので、軽やかに仕上げられます。また、適度に肌見せをすることにより、パーカとのバランス感もアップ。華やぎのある大人のコーデに仕上げられるでしょう。

ニュアンスカラーのパーカを取り入れれば、おしゃれ度も一気に上昇。すとんと下に落ちる素材感と薄めの生地で着膨れもしにくい点も、痩せ見え効果が高められるポイントです。

タイトスカートをマウンテンパーカでカジュアルダウン

アウトドアシーンや身体を動かすときに最適なマウンテンパーカですが、きれいめのタイトスカートと合わせれば、新しい表情を見せてくれます。薄めの生地でもハリのある素材なので、上半身からヒップにかけての肉感をカバーします。

引き締め効果が高い黒スカートで下半身をギュッと細見えさせていきましょう。タイトなラインのものなら、オーバーサイズなマウンテンパーカでも美バランスが保てます。また下半身を黒で統一する場合は、肌のチラ見せで重さのバランスを取ることもお忘れなく◎。

さらっと羽織ってこなれ感アップのジップアップパーカ

パッと羽織れるジップパーカは、シーズン問わず使い勝手抜群。特に春から夏にかけてガンガン着回せるので、ワードローブにお迎えしたいアイテムのひとつでもあります。

レイヤードする際は、薄手のインナーを中に仕込むことで上半身のボリュームを抑えられます。また、暑くなる時期の肌見せに抵抗がある方でも、パッと羽織るだけで気になる部分がカバーできる点も見逃せないポイント。首回りや鎖骨を見せることで、すっきりとした印象に導けます。

なお、ボトムのカラーをインナーと同色でまとめれば縦長に見せられる効果も。ジップパーカを主役にしたコーディネートを作りつつ、痩せ見えをかなえていきましょう。

縦長ラインを演出する同色系ストライプスカート合わせ

縦のラインはシルエットだけでなく、柄で取り入れるのもおすすめです。広がりのあるラインが下半身をボリューミーに見せてしまいがちなフレアーシルエットも、ストライプ柄なら視覚効果ですっきり感が際立ちます。

またIラインを意識して、トップスのパーカの丈が長いものを選ぶのも細見せのコツ。縦に視線を流すことが、スタイルアップをかなえるカギです。バックに立体ロゴが入ったくすみパープルの半袖パーカは、カジュアルにまとめすぎずに女性らしいスカートと合わせるのが旬。

足元は肌なじみのいいカラーのサンダルでヘルシーな抜け感を意識すると、大人のリラクシームードたっぷりに仕上げられるでしょう。

年齢別に知りたい！ぽっちゃりさんの「パーカ×スカート」コーデ

ぽっちゃり体型は、年齢によっても悩みが違うものです。ボリュームが出やすい箇所も年々変わっていきます。またパーカとスカートの組み合わせはカジュアル度も高まるため、年代別で見ることで取り入れやすいコーデが見つかりやすくなります◎。

ここからは、パーカとスカートの組み合わせを年代別で紹介します。20代~40代のパーカ×スカートコーデ、どれもカジュアル感を抑えたスタイリングが集まりました。

20代「Vパーカ×チェックスカート」でおしゃれ度アップ

20代の女性には鮮やかなミントカラーのパーカをチョイス。ゆとりのあるシルエットのパーカにレースインナーをチラ見せした上級テクがポイントです。立体感のあるデザインなのでボディラインを拾いづらく、上半身のボリュームがカバーできます。

また、重ね着しても着膨れしないシルエットなので、ぽっちゃりさんが不得意とするレイヤードも気軽に取り入れやすいでしょう。

ボトムはチェックのタイトスカートできちんと感をプラス。スカートに入ったさりげない縦ラインによって好バランスに見せられます。さらにベレー帽のワンポイントで20代のかわいらしさを引き立て、小顔効果も期待できます。

30代「ヘンリーネックパーカ×チュールスカート」でカジュアルに

ドロップショルダーのちょいゆるパーカは、かわいくもキレイめにも仕上げられる万能な1着。ラウンドシルエットが、さりげない細見えをかなえてくれます。ヘンリーネックデザインなので、首回りをすっきり見せたいときは、ボタンを外して調整すると良いでしょう。

サイドにゆるく入ったスリットからインナーをチラ見せするレイヤードテクニックも抜け感が出ておすすめです。

ワンランク上の旬ファッションを楽しむなら、甘めのチュニックスカートを組み合わせちゃいましょう。甘辛な絶妙バランスが20代とは異なる大人のかわいさを引き出してくれます。

40代「ワッフルパーカ×柄スカート」でキレイめに

40代の大人女子には、レイヤード風のワッフルパーカをチョイス。1着でおしゃれな着こなしがかなうデザイントップスなので、コーディネートが苦手な方でも取り入れやすいでしょう。また、バックが長めの絶妙な丈感が下半身のボリュームを抑えてくれる点も着回しやすいポイントです。

合わせるスカートに柄モノを取り入れるなら、気になるヒップや腰回りから視線をそらしやすい細かめの柄をチョイスするのが着痩せのコツ。大胆な柄のデザインを選ぶと、下半身が膨張して見える可能性が高いので避けるのがベターです。さらに細めのプリーツデザインを選べば、ほっそりIラインへと導いてくれます。

背中や脇腹など、年齢による肉感が気になる方は、着膨れしにくくボディラインを拾いにくい柔らかな素材のトップスがおすすめです。

スカートだけじゃもったいない！ぽっちゃりさんのパーカコーデ

パーカは、スカートと組み合わせやすいアイテムですが、実はパンツとの相性も良いトップスです。またワンピースとして1枚でさらっと着こなしても、おしゃれ見え抜群。

トレンドかつほっそり見せする着こなし方を身に付ければ、コーデの幅も一気に広がります。最後に、スカート以外のパーカコーデ術をチェックしていきましょう。

サッと羽織るだけで体型カバーができるロングパーカコーデ

サッと羽織れるロング丈のパーカは、腰から裾まで一直線に仕上がるストレートパンツと組み合わせるのもおすすめ。

コーデの主役になる色モノパンツをチョイスして存在感をアピールしましょう。インナーはシンプルにまとめ、ロング丈パーカを合わせることでこなれ感もアップします。パンツとトップスだけでもIラインは作れますが、さらに引き締め効果のある黒を投入することにより、気になるヒップラインなどを隠しながら、すらっと伸びた美バランスが作れます。

ロング丈パーカはどんなときにも頼れる万能選手。1着持っておけば、どんなファッションでも自由自在にIラインが作れます。

ウエストにワザあり！細見せフレアワンピースコーデ

ともすればメリハリのないボディ に見えてしまいそうなパーカワンピは、Xラインになっているデザインを選ぶことで、バランスを整えることが可能です。

カジュアルなアイテムやパーカのように着膨れしやすいアイテムを選ぶ際は、シルエットを重視しましょう。 パーカデザインということでリラックス感たっぷり。大人っぽく仕上げたいときの足元は、パンプスできれいめ要素を残しておくのもお忘れなく。足首を見せることで、着痩せ効果も高まります。

センタープレスのパンツで脚長効果を一気に高めたシルエットに

縦に1本ラインが入ったセンタープレスのパンツは、腰の位置を高く見せてくれるので、脚長効果を期待できます。裾が軽く広がることで、すっきりとした印象に導いてくれるでしょう。カジュアルなパーカと組み合わせても、キレイめコーデにまとまります。

そして、実はこのトップス、フードありのようでフードレスのデザイン。立ち衿になったデザインが小顔効果も高めてくれます。腰回りに軽さを出したいときは、レイヤードテクをプラスしましょう。スリット入りからのぞくインナーがトップスとボトムのつなぎとなり、バランス感をアップさせます。

背中や脇腹など、年齢による肉感が気になる方は、着膨れしにくくボディラインを拾いにくい柔らかな素材のトップスがおすすめです。

ナイロン素材パーカでメンズライクコーデ

アクティブなシーンでもおしゃれが欠かせないという方は、メンズライクなラッシュガードパーカを取り入れてみるのもおすすめです。バックの裾が長めに作られているので、後姿もばっちりカバーしてくれます。

カジュアルなシーンに大活躍するナイロン素材パーカですが、実はタウンユースにもおすすめ。普段使いする際は、1点きれいめのアイテムを取り入れると、アウトドアアイテムのカジュアル感が抑えられます◎。

まとめ

カジュアル感の出やすいパーカはスカート合わせがおすすめです。旬のカジュアルミックススタイルに仕上げてくれるだけでなく、パーカの重くなりがちなデメリットを解消してくれます。

パーカは着回し抜群、着心地もバッチリなので、リラックスしたいオフのファッションはもちろん、キレイめスタイルにもガンガン投入していきましょう。そして、スカート合わせのパーカコーディネートに慣れたら、パンツやワンピースなどにもパーカをプラスし、こなれ感のあるスタイリングに挑戦してみるのもおすすめです。

着膨れしやすいパーカですが、選び方のポイントを押さえるだけで着回しは自由自在。自分に似合うパーカやコーディネートを見つけてカジュアルミックスコーデを楽しみましょう。